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エグゼクティブ向け企業内セミナー開催レポート

2017.03.31

メタップスリンクスは3月某日、都内のとある大手総合エンターテイメント企業社内において、マネージャー以上経営層向けにアプリマーケットセミナーを開催しました。
今回はその一部をレポート致します。

 

【開催概要】

Event Name アプリマーケットセミナー
Date 3月某日
Place クライアント企業様社内セミナールーム
Speakers メディア/エンタメコンサルタント様(特別外部ゲスト)
メタップスリンクスコンサルタント(3名)
Attendees 経営層 / マネジメント層 / IPプロデューサー(30名程度)
Agenda 制作現場視点&エンタメ視点から見たゲーム事業(ゲスト公演)
アプリマーケティング市場について
現場からみたゲームアプリ運営&マーケ

 

メタップスリンクスではMetapsAnalyticsとコンサルティングサービスの提供により企業のスマートフォンビジネスのサボートをしております。

今回はソフト面を中心としたコンサルティングサービスの一環として、企業内セミナーを実施いたしました。前半の部では弊社コンサルタントによるプレゼン形式での発表、後半の部では事前にいただいておりました質問を基にディスカッションを行い、企業様の課題感に対して弊社としてこれまで蓄積してきましたデータやノウハウの共有をさせていただきました。

 

【セミナーレポート】

▲セミナー風景(企業様の役員会議室をお借りして30名規模で実施)

 

<前半の部> プレゼン形式での市場分析

今回のセミナーは経営者層向けのセミナーとなりましたので、前半の部ではアプリマーケット市場についてのマーケットサイズ、市場構造の話を中心にお伝えいたしました。

現在のアプリ市場と新規参入者が取るべき戦略
現在のアプリ市場はどのような構造になっているのでしょうか?
市場全体の構造を知り、その構造の中でどのような戦略を取るべきかについてみていきましょう。

ゲームアプリ市場においては2011年以降市場全体が大幅な成長をしてきました。しかし、その市場全体の伸びが2014年からある程度落ち着きを見せ、市場としてはある程度の完成がなされたと考えることができるでしょう。

次に各ストアの情報を参照しながらより詳しい市場の構造についてみていきましょう。

日本のアプリ市場においてはAppStore、Google Playそれぞれの売上ランキングを見てみると、ランキングの約9割をゲームの売上で占めています。これはここ数年変わらない傾向となります。
それでは実際のセールスランキングに対してどのくらいの売上が見込めるのでしょうか?弊社が提供する統合管理型分析ツール「Metaps Analytics」に蓄積されているデータよりランキングに対応する売上を算出いたしました。

10位以上のアプリだと月商7.5億円以上、さらにトップクラスになると月商数十億円となります。以上の図のような形でセールスランキングと売上は相関しています。それでは売上ランキングトップ100の内、売上の構成比率が高いジャンルはどのようなタイトルになるのでしょうか?

前述した売上ランキングと売上の相関からゲームジャンル別の想定売上の内訳を算出いたしました。RPG、アクション、パズルの3ジャンルでおよそ6割の売上を占めていることが想定されます。

Point:
ゲームアプリ市場は大幅な成長を遂げた後安定した市場へ。各ストアの売上の9割以上を占めるのはゲームアプリであり、ゲームアプリの市場は依然として大きな市場として存在している。

 

ここまではマクロで見た市場動向と各ストアのデータについて見てきました。次には各プレイヤーがどのような変遷を辿り、現在のストア構成になっているのかについて考察していきます。それらを踏まえた上で新規参入者はどのような戦略を取るべきかについて弊社の見解を提示いたします。

2012年時点では市場もまだ成長途上にあり、各社のアプリがそれぞれランキング上位に位置しているという状況にありました。その後市場の拡大、市場の安定とフェーズが進むにつれ、少数のデベロッパーによるランキング上位の寡占化が進みました。なぜ少数のデベロッパーが市場を寡占するようになったかというと、そうした企業群は成功したアプリの事例をヨコに展開し、ゲームアプリの成功確率を高めていったからです。
それではこのように寡占化が進む市場において、新規参入者はどのような戦略をもって参入をしていくべきなのでしょうか?

アプリの上位が寡占化された市場においては新規参入者はアプリ単位で戦うのではなく、企業単位で市場に参入していく(=プラットフォーム戦略:PF)とより事業の成功確率は上がると考えます。
各アプリで獲得したユーザー、ユーザーデータ、マーケティング施策のナレッジは同一企業内でヨコ展開することが可能で、MetapsAnalyticsを活用することでデータの横断管理が可能となるからです。

ランキング上位は既に寡占化されているため、売上ランキング50位前後を狙い、ミドルゾーンに対して複数アプリを投入するイメージとなります。

Point:
アプリゲーム市場は少数のデベロッパーによる寡占化が進んでいます。新規参入する場合にはアプリ単位ではなく、企業単位で戦略を考え勝率を高めていく必要があります。

 

<後半の部> アプリビジネスについてのディスカッション

▲ディスカッション風景

後半の部は今回ご参加いただいたクライアント企業のみなさまから質問を受けながら、ディスカッション形式での進行となりました。

議論が盛んだったテーマ
「アプリ運営に必要な組織体制づくり」
「開発会社様との会議体」
「海外輸出を念頭にしたコンテンツ量」

各企業にある課題や疑問点を個別にお応えするという形での実施でしたが
経営視点から現場ビジネス視点まで多岐に渡って、予定時間を大幅に超過するほどの白熱ぶりでした。

 

【まとめ】

今回のセミナーでは他にも「売れるゲームに必要なロジックは?」、「成功するIPタイトルに必要な要素とは?」、「アプリ事業計画設定における考え方は?」など盛りだくさんの内容でお伝えいたしました。各企業様によって抱えている課題感などが異なるかと思いますので、現在のご状況などをお伺いしながら各社様にあった形でこのようなセミナーのご提供を今後も継続していく所存です。

 

Metaps Analyticsをベースにした統計データを元にしたセミナーは、今後下記のラインナップを予定しております。

  • 脱広告視点!リテンション施策の評価分析(仮)
  • 群雄割拠、動画マーケティングの再構築(仮)
  • 国内から国外へ!海外アプリ輸出の成功法則(仮)
  • 複数アプリ展開実施時のタイトル横断分析〜企業単位での顧客資産化とは〜(仮)
  • 最新トレンドゲームモデル分析から見るアプリ運営 / 開発のポイント(仮)

 

過去に実施したセミナー(一部抜粋)

 

メタップスリンクスでは今後コンサルティング業務の中でクライアント企業のニーズにあったセミナーの展開をより積極的に進めていきます。
ご興味のあるクライアント様はまずはお気軽にご連絡をいただければと思います。

メタップスリンクスについて
株式会社メタップスよりマーケティング事業の継承を受け平成28年12月1日に発足しました。
Metaps Analyticsを中心に様々なプロダクトを開発しデータを軸にしたスマートフォンビジネスのサポートを行っているメタップスグループの中核企業です。
幅広いサービスに関する知見を効率的に活用し新規事業の立ち上げやM&Aによりスピード感ある事業展開を目指してまいります。

商号 :株式会社メタップスリンクス
代表者 :平 将貴
URL :http://www.metaps-links.com/

【Metaps Analyticsとは】
国内外で200社以上に導入され、20億以上のオープンIDを保有しております。
ユーザーの行動分析からデータ資産化を実施しその後の、マーケティング施策や収益化、内部施策などをワンストップで提供する総合管理ツールです。
マーケティング支援、データのコンサルティングを通じて得たナレッジやノウハウを時代に合わせた機能としてアップデートしていく予定です。

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お問い合わせ先
株式会社メタップスリンクス プラットフォーム戦略部
Mail:biz@metaps-links.com

レポート:株式会社メタップスリンクス 梅本匠